就職・転職

内定体験談-大学院での研究成果を活かしてバイオベンチャーへ就職

大学院の修士課程修了後にバイオベンチャーへ就職されたBさんの就職活動体験談です。

見事内定を獲得された自己PRや志望動機の内容についても語っていただきました。

自己紹介

自己紹介

大学の生物学科を卒業後、同じ大学の大学院へ進み、修士号を取得しています。大学のゼミで分子生物学を研究し、将来は大学で研究員となり、いずれは講師から教授を目指したいと考えて、同じ道で大学院に入りました。

タンパク質発現や精製など実証的な技術とノウハウには自信があります。もっとも、大学院で先輩たちのその後の進路や、研究室の研究員の生活ぶりを見て、学問・研究と生活の両立は難しいことを痛感しました。

貧乏暮らしをしてまで研究職として残る勇気と熱意がなかったため、博士号の取得は断念し、大学院卒業後は就職する道を選びました。

どのような業界および職種を受けましたか?また、どのような企業の内定を得られましたか?

どのような業界および職種を受けましたか?また、どのような企業の内定を得られましたか?

最初は製薬メーカーの研究開発職や、産学共同の研究機関で研究職の仕事をしたいと思って志望企業を選んでいます。

製薬メーカー3社と研究機関2社にエントリーし、いずれも書類選考は突破できました。ですが、3社は一次面接で落ちてしまい、2社は二次面接まで進みましたが、最終面接までいずれも至らなかったのです。なぜ、受からないのかを自分なりに検討し、バイオベンチャー企業の技術部技術グループで生産プロセスの品質管理などを行う職種にエントリーをしました。

ようやく6社目で内定をいただき、そのほかはエントリーせず、そこに決めました。

就職先では新製品量産化のための生産プロセスの検証や既存製品の生産プロセスの改善や効率化の検証、生産性向上のための構造設備の導入提案とその実現などの業務を担当することになります。

志望動機や自己PRにはどのようなことを書きましたか?

志望動機や自己PRにはどのようなことを書きましたか?

最終的に内定をいただけた企業の志望動機では、次のようなことを書きました。


患者へ最適な医療を提供するために妥協のない品質管理を通じて高品質で安全な体外診断用医薬品を安定供給していくという製造現場におけるポリシーに共感したこと、人々の健康やライフサイエンスの進展に貢献する社会的使命を会社とともに担いたいとアピールしています。

患者に正確な診断結果を提供するために、妥協のない品質管理を行っている体制にとても共感ができたので、それに着目し、自分が大学および大学院で身につけた知識やノウハウをどう活かせるかを具体的に説明することを心がけました。

その企業は品質管理に並々ならぬこだわりがあり、今後も品質推進と患者に役立つ結果を出すことに重点を置いていたので、開発技術や開発した製品そのものを強調するより、自社への理解があると思ってもらえたのが、内定をもらえたポイントかと考えています。

自己PRとしては、大学院での実践的な技術を身につけたことをアピールポイントにしました。
その企業の職務紹介でタンパク質発現や精製ができるなど具体的な実験手法が挙げられていたため、求められる技術があることを、大学院で取り組んだ具体的な事例を紹介してアピールをしています。

就職活動で一番苦労したことは何ですか?どのようにして乗り越えましたか?

就職活動で一番苦労したことは何ですか?どのようにして乗り越えましたか?

最初にエントリーした5社に連続して落ちたのが、やはり辛かったです。

敗因を考えるに、大学院に進学した理由とそれを簡単にあきらめて就職する道を選んだ点をうまく説明できなかったのが原因だったと思います。自分のその企業や仕事に対する熱意や目的などをしっかり伝えることができなかったため、大学で研究職になっても食べていけないからエントリーしたように思われてしまったのが落ちた原因と考えました。

そこで、5社落ちた段階で、一度、リセットし、本当に自分は何をやりたいのか、大学および大学院で学んだことを活かせる仕事は何なのかと考え直したのです。大学の研究職だと食べていけないから、民間企業の研究職にという安直な発想をやめ、本当にやりたいことや自分に合った仕事をするために、自己分析を行い、業界研究、企業研究をやり直しました。
同級生や研究室の後輩である大学生がどんどん内定を獲得していく中、焦りもありましたが、自分が内定を得るには、最初からやり直すしかないと冷静になれたのが乗り越えられた理由だと思います。

就職活動の後輩にアドバイスをお願いします

就職活動の後輩にアドバイスをお願いします

バイオ系で大学院まで出ると大学生より有利と思いがちですが、大学院になぜ進学し、何を学び、それを就職先でどう活かせるか、しっかりと伝えることができないと内定は得られないと感じました。

大学生より、より学んだ立場であるからこそ、大学生より企業が出す内定のハードルも上がるのだと思います。

大学院を出たからと奢ることなく、自分が身につけた知識や技術、経験などをしっかりと棚卸しして自己分析を行い、自分がどんな仕事で社会に貢献していけるのかを考えるべきだと思います。自分ができることや好きなことを仕事にして生活していきたいといった、最初の私のような気持ちがあると、多くの就活生を見てきた面接官にはすぐにばれてしまうので心得てください。

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