2020年7月28日に第183回彩都バイオサイエンスセミナーがオンラインで開催されます。大阪大学で医療機器開発のスペシャリスト創出に携わられている大阪大学国際医工情報センターの岡山慶太先生が登壇され、医療機器開発の必要性、魅力、展望などをご講演されます。
参加費は無料です。
岡山慶太先生からのメッセージ
ひとはいつかは病気になりますので、電気や水道と同じく、医療機器はすべての方にとってライフラインであると言えます。
今回の新型コロナウイルス感染症の流行で、いざという時に、ライフラインである医療機器を自国で生産できるかどうかが、われわれの生活や安全に直結するということがわかったわけです。
2017年には、医療機器分野の輸入超過が遂に一兆円の大台を越えました。アジア諸国などからの部材調達費を差し引いて考えても、大きな赤字です。一方で、日本以外で開発、生産された医療機器であっても、患者さんにとって必要なものは数多くあり、こういったものを海外から取り入れていくためにも、日本が得意とする分野の医療機器を輸出していくことで、医療機器分野としての収支のバランスをとっていくことができると考えます。
このことは、目下日本で課題となっている医療費の増大、またそれに伴う将来への負担を抑えることにも寄与します。これらのことを考えますと、医療機器開発は単なるビジネスではなく、医療機器開発のシステムそのものが、日々の生活、そして産業にとってなくてはならないもの、すなわち社会インフラであるということができると思います。
ぜひ、私どもとともに医療機器開発について一緒に学び、そして、世界の患者さんに届く医療機器を実現いただければと思います。
セミナー概要
【日 時】令和2年7月28日(火曜日)
11時から12時・・・オンラインセミナー
12時から13時・・・オンライン交流会
【場所】Web上にて開催(申込者は後日URLをご案内いたします)
【プログラム】日本からめざす、医療機器開発のスペシャリスト
【講師】
大阪大学国際医工情報センター
大阪大学 医学系研究科 循環器内科学
特任講師 岡山慶太 先生
【主催】
一般社団法人彩都ヒルズクラブ(事務局:バイオ・サイト・キャピタル㈱、八洲薬品㈱)
大阪バイオ・ヘッドクオーター(事務局:大阪府)
【参加費】
無料(Webセミナーにつなげるネット回線は各自ご負担ください)
【定員】
80名
セミナー申し込み方法
【お 申 込 み】
下記お申し込みフォームにアクセスしてお申込下さい。
後日、ご講演の受講URLをメールにてお送りいたします。
【お問合わせ】
彩都ヒルズクラブ(事務局:バイオ・サイト・キャピタル㈱)
Tel:072-640-1173 / mail:info@saitohills.com
※セミナーの中止・変更がある場合には、前日までにホームページ等でお知らせします。
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