セルアクシアが7億円を調達: 創薬バイオベンチャー

回答を用意しておくべき質問

セルアクシア(CellAxia)株式会社は、ベンチャーキャピタルおよび事業会社から、総額7億円の資金調達を実施しました。日本はバイオベンチャーが育ちにくいと言われていますが、ベンチャーキャピタルなどが積極的に投資し始めています。

セルアクシアとは?

2017年1月に創業された新医薬品、再生医療等製品の研究開発と製造販売を行うバイオベンチャーです。難病、希少疾病を対象とした新薬開発を行っています。

第三者割当増資による7億円調達

セルアクシアの資金調達の目的

セルアクシアは、みやこキャピタル株式会社、三菱UFJ キャピタル株式会社、株式会社FFG ベンチャービジネスパートナーズ、岡三キャピタルパートナーズ株式会社、みずほキャピタル株式会社のベンチャーキャピタル6 社がそれぞれ運営するファンドおよびエムスリー株式会社の合計7者を割当先とする第三者割当増資を実施しました。

本ラウンドにおける調達額の合計は約7億円です。

資金調達の目的

セルアクシアの会社概要と役員

2018 年10 月に採択されたAMED「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療シーズ開発加速支援)」の支援を受けて、これまでの治療法では治せなかった難治性の自己免疫疾患に対して有効な新規細胞治療薬E-MNC(CA-702)の薬事承認取得を目指し、治験開始準備を進めています。

今回の調達資金は、主にE-MNC/CA-702 の治験の準備と実施および治験薬製造とその品質管理のために使用し、E-MNC/CA-702 の実用化に向けて開発を推進致します。
また、本資金の一部は当社の保有するもう一つの柱の開発パイプライン「ダイレクトコンバージョン(DC)プロジェクト」にも活用し、この画期的な新技術の実用化に向けた研究開発も推し進めて参ります。

会社概要と役員

会社概要

会社名 セルアクシア株式会社(英語名 CellAxia Inc.)
所在地 〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町1-10-9 ログズ日本橋堀留ビル 6階
電話番号 03-3527-2448
FAX 03-3527-2449
E-mail info@cellaxia.co.jp
設立 2017年1月
資本金 11億8千万円(資本準備金を含む)
事業内容 新医薬品、再生医療等製品の研究開発と製造販売
取引銀行 みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行

役員

関 誠
創業者、代表取締役社長
東京工業大学卒、東京大学大学院 博士(工学)
Harvard Medical School, Boston Children’s Hospital, Research fellow
三菱化成(現田辺三菱製薬) 医薬研究所 薬理GM(免疫・呼吸器疾患)、製品戦略部担当部長
アンジェスMG 執行役員 製品戦略部長、経営企画本部長
オンコリスバイオファーマ 執行役員 研究開発統括、カイオム・バイオサイエンス 執行役員CBO 事業本部長

三澤 宏之
取締役 博士(理学)
久留米大学、静岡県立大学、Baylor College of Medicine
ティッシュエンジニアリングイニシアティブ(株式会社TEI)を経て
現在、日本アジア投資 シニアディレクター、みやこキャピタル 投資パートナー

門脇修一郎
取締役 博士(薬学)
三菱化学(現田辺三菱製薬) 医薬第2研究所長、創薬企画部長
ベネシス(現血液製剤機構) 取締役 保証本部長
三菱化学メディエンス(現LSIメディエンス) 顧問
日本全薬工業 取締役 研究開発本部長を経て、現在、同社顧問

菱田 忠士
監査役 博士(工学)
三菱化成(現田辺三菱製薬) 応用生物研究所グループリーダー
三菱化学(同上) 医薬カンパニー 先端医療グループGM
現在、株式会社イミュノフロンティア代表取締役、アンジェスMG株式会社監査役

参考文献

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